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子どもの権利と新型コロナ
2021年1月発売の改訂版です
国連子どもの権利委員会
日本語訳:平野裕二
やさしい日本語訳:長瀬正子
いらすとれーしょん:momo
デザイン:mai works
2020年発行
A4判
32ページ
¥1,100(税込)
* 2021年1月に、
子どもたちや読者の方からいただいた声を反映した改訂版を発売しました
。
* 長瀬さんの前作『社会的養護の当事者支援ガイドブック』はこちら→
★
新型コロナウィルスの感染が拡大し、日常も社会もが目まぐるしく変化する中で、
どうしたら子どもがその子らしく生きることを守っていけるだろう——
このことについて、大人と子どもがともに知り、考え、話し合える絵本が生まれました。
絵本の言葉の元となったのは、
2020年4月8日に国連子どもの権利委員会によって出された声明です。
それを、子どもの権利について長年研究・活動されてきた長瀬正子さんが
やさしい日本語になおし、
対になったmomoさんのイラストが、言葉の理解を助けてくれます。
この絵本の面白いところは、各ページに読んで感じたことを書き込める自由なスペースが用意されているところ。
きもちがうまく言葉にならないときも、
問いかけてくれる言葉があったなら、自由に書いていい場所が目の前に差し出されたなら、
いつかきもちが言葉になる瞬間がやってくるのではないかと思います。
さらにその隣には、
声明の背景にある「子どもの権利条約」の条文と「ちょこっと解説」も付いていて、
なんでここに書いていあることが大切なことなんだろう? もっと知りたい!と思うきもちに応えてくれます。
絵本に登場する言葉はどれも、なんとなく大切、ではなく、根拠のある大切さなのです。
コンセプトは……
「子どもと大人がともに手にとり、対話を始められる本。
今の状況について言葉が与えられ、あれこれと気持ちを出し合える本。
子どもの権利という視点を知ることができる本」
(長瀬さんの言葉より)
この絵本が、
歴史的な瞬間をともに生きる、ちいさな人、おおきな人
にとって、
心の中にあるきもちを言葉にして共有しながら、
それぞれの大切さを認め合える作品であれますように。
デザインを担当した者として、そう願っています。
* この本の売り上げの一部は、コロナ禍でも子どもたちの活動を止めずに必要な活動を続けている、長瀬さんのご友人の活動へ寄付されます。
▼目次
この本を手にとってくれた子どものみなさんへ
この本の使い方
はじめに(国連子どもの権利委員会)
1. 今、私たちの生活に起きていることはどんなこと?
2. 子どもの心がほぐれたり、休めたりすること
3. 子どもの学びをとめない
4. おいしくて栄養のあるごはん
5. 子どもが安全に生きるための翼
6. 子どもの命と権利をまもるかさ
7. 弱い状態にある子どももいる
8. 自由をうばわれている子どもたち
9. コロナで子どもが逮捕される?
10. 子どもにわかりやすいコロナの説明
11. どんなときも子どもの「声」を聴く
大人のみなさんへ
子どもの権利おすすめ絵本
【かんたんな日本語訳】子どもの権利と新型コロナウィルス感染症
▼やさしい日本語訳を書いた長瀬正子さんより
今年のこどもの日、私は、コロナ禍にかかわって国連子どもの権利委員会が出した声明を中高生の子どもが読めるかんたんな日本語にしました。新型コロナウィルスの感染拡大が始まった4月8日、世界の子どもの状況を見渡して、コロナ禍で起こる権利侵害を想定して出されたものです。
元記事は
こちら
。
かんたんな日本語訳
はこちら。
もともと
平野裕二さんのサイト
で、
この本のおおもとである国連声明「子どもの権利と新型コロナ」を読みました。
平野さんの日本語訳を読んで、私は自分のおかれている状況を理解し、頭の中が整理されたことをおぼえています。
子どもも知っていたら、今の状況をもう少し遠くから眺められるんじゃないかな、と思いました。目の前の苦しさや大変さの渦中にいるときに、それを自分だけで引き受けず、社会の側にその背景をみることは、そこを乗り越える智恵となるからです。子どもの頃の私にとって、子どもの権利条約もそういう存在でした。
そして、子どもの育ちを担っている大人のみならず、すべての人たちに知ってほしいな、と思ったのです。
コンセプトは、
子どもと大人がともに手にとり、対話を始められる本。
今の状況について言葉が与えられ、あれこれと気持ちを出し合える本。
子どもの権利という視点を知ることができる本。
本では、右側にmomoさんのイラストレーション があり、左側に声明のやさしい日本語訳、子どもの書き込みスペース(自由なスペース)、背景となる権利条約の条文とその解説を載せています。
子どもが書き込めるスペースをつくったのは、子ども自身が自分に起きていることと、自分の気持ち、そして子どもの権利をつなげて考えるための工夫です。
デザイナーのmaiさんがすてきなページをつくってくださったことに感謝です。
はじめのほうにこの本の使い方のページがありますので、参考にしてもらえたらと思っています。
そしてきっと、読者の方たちが私の想像しない、新たな使い方を思いつかれるのではないかと想像します。
巻末には、かんたんな日本語訳とおすすめの子どもの権利条約の絵本を掲載しています。
子どもの表現方法は、言葉だけでなく絵であったり、踊ったりといろんな表現をとります。
国連声明は言葉による表現ですが、子どもが声明のイメージするところを受け取ってくれるのではないかと思います。
そして、友人のmomoさんのイラストにほっと一息ついてもらえたらいいなあと思います。
みなさんには、イラストをもっと楽しんでもらうためにポストカードもつくりました。
1枚120円、5枚セットで500円です。
11個ある項目のうち、ポストカードにしたのは次の5項目のイラストです。
2.子どもの心がほぐれたり、休めたりすること
5.子どもが安全に生きるための翼
6.子どもの命と権利をまもるかさ
10.子どもにわかりやすいコロナの説明
11.どんなときも子どもの「声」を聴く
同時に、コロナ禍に出すからこそ、この本を中心にして、どのようなお金の流れをつくろうかと考えました。
コロナ禍で頑張っている団体への寄付を生み出したいという気持ちもありました。
どういう形で発刊しようか悩んだのですが、寄付を生みだすことと、コロナ禍という状況ゆえの迅速性を重視して自費出版にしました。(歴史的な出来事ゆえ、データーベースとして記録に残すというミッションは別の形で考えました。)
とはいえ、私は文章をつくることしかできません。絵本をつくる、という私の思いつきに、momoさん(イラスト担当)、mai works さん(デザイン担当)は応援価格で協力してくださいました。二人の尽力によって捻出する売り上げの一部は、コロナ禍でも子どもたちの活動を止めずに必要な活動を続けている友人たちの活動へ届けたいと思います。
長瀬正子さんのblog「ちいさなとびら」
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〈配送会社:日本郵便〉
1-5冊:¥198(クリックポスト)
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価格:
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